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賃貸マンションもリノベーション

最近のマンションの入居者募集の広告を見れば、『リフォームやリノベーション済』という記載がされています。どちらも改修という意味ですが、その改修の度合いが異なります。リフォームは劣化した部分を元に戻すのですが、リノベーションは今の暮らしに合うように機能向上させるものになります。一言でいえば『回復と向上』の違いです。マンションを選択している入居者の多くが、インターネットの通信機器はもちろん、各室にエアコンなど、電気機器だけは希望条件に欠かせないものとします。また、間取りでも、部屋数を重視したり、ゆとりある広いリビング、大型クローゼットなどのトレンドが様変わりしているのは都市部のマンションに多いようです。トイレや洗面所、キッチンの設備も今の賃貸マンションでも多機能化したものが採用されています。物件探しにおいては、やはり浅築が不安なく住めるポイントでしょう。中古住宅を購入しない理由の一つには、見栄えが悪く見えたり、老朽化の不安があるようです。それは賃貸マンションにも言われていることでもあり、だからこそ広告には『リノベーション済』という文字を踊らせています。設計士など、専門知識のある者たちと相談しながら満足度を高めた賃貸マンションがお目見えしています。それも、機能向上してという付加価値つきです。また、『賃貸と購入』『新築と中古』という住まいの決め手になる内容では、どちらもメリットとデメリットがあります。例えば、価格は中古が勝っています。しかし、1000万円で一戸建てを建てることも可能ではあります。立地や住環境でいえば、ブランド価値のある立地には建物が建っており、中古が勝っているでしょう。間取りや設備などは、先にあげたようにリフォームで対応可能ですから、意外にも中古の賃貸マンションは満足度が高いことが伺い知れます。こうした内容からも、安いイコール難がある物件とはいえないことも理解できるでしょう。

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